- ★★★★☆
PEGGY SUE GOT MARRIED(103分)
- 監督: フランシス・フォード・コッポラ
製作: ポール・R・ガリアン
製作総指揮: バリー・M・オズボーン
脚本: ジェリー・レイクトリング
アーレン・サーナー
撮影: ジョーダン・クローネンウェス
音楽: ジョン・バリー
出演: キャスリーン・ターナー・・・ペギー・スー
ニコラス・ケイジ・・・チャーリー・ボデル(ペギー・スーの別居中の夫)
キャサリン・ヒックス・・・キャロル(ペギー・スーの同級生)
バリー・ミラー・・・リチャード・ノヴィク(ペギー・スーの同級生)
ジョーン・アレン・・・マディ(ペギー・スーの同級生)
ケヴィン・J・オコナー・・・マイケル・フィッツシモンズ(ペギー・スーの同級生)
ジム・キャリー・・・ウォルター (ペギー・スーの同級生)
リサ・ジェーン・パースキー・・・デロレス(ペギー・スーの同級生)
バーバラ・ハリス・・・エヴリン・ケルチャー(ペギー・スーの母)
ドン・マレー・・・ジャック・ケルチャー (ペギー・スーの父)
モーリン・オサリヴァン・・・エリザベス
レオン・エイムズ・・・バーニー
ヘレン・ハント・・・ベス・ボデル(ペギー・スーの娘)
ジョン・キャラダイン・・・レオ
ソフィア・コッポラ・・・ナンシー・ ケルチャー(ペギー・スーの妹)
サチ・パーカー・・・リサ
ルシンダ・ジェニー・・・ロザリー
ドン・スターク・・・ダグ
◆ストーリー◆
ペギー・スーは、外に女を作っている夫チャーリーと別居中。
そんな彼女の元にある日、高校の同窓会の知らせが届く。
同窓会に出席し、キングとクイーンを選ぶメイン・イベントでペギー・スーは、クイーンに選ばれるが、興奮のあまり倒れてしまう。
気が付くとペギーは、25年前の高校3年の時代にタイムスリップしていた。
◆感想◆
「ペギー・スーの結婚」っていうタイトルだから、ペギー・スー役のキャスリーン・ターナーのほうがメインで話が進んでいくわけですが、ニコラス・ケイジのインパクトが強くて
ニコラス・ケイジは、女性関係にルーズな男(妻と別居中)の役で、決して個性的なキャラ設定ではないと思うんですが、何気にインパクトがあるのです。(そう思うのは、私だけ?)
ニコラス・ケイジもキャスリーン・ターナーも現代(1986年)と25年前の高校生を演じてるんですよね。
現代は、何歳くらいの設定なんだろう?
中学生か高校生の娘がいるから、若くても30代?
当時、22歳のニコラス・ケイジ、実年齢では、高校生役のほうが近いんで、高校生役のほうは、いいとして、老け役のほうがちょっと無理があるというか・・・
逆に、キャスリーン・ターナーは、現代の姿のまま25年前にタイムスリップしたということでしょうか?
どう見ても高校生には見えない・・・(当時32歳)
見た目はともあれ、大人の心のままタイムスリップしていて、自分が将来どうなったのか知ってるわけだから、今(1986年)に自分が置かれている状況にならないように、高校生活を過ごすわけです。
当然、チャーリーとも付き合わないようにするわけですが・・・
誰しも、あの時こうしておけば・・・って思うことはあると思います。
私も、高校生のときに、あ~しておけばよかったって思うことはありますが、そこを変えてしまうと、今の私じゃなくなるわけで・・・(今の私が大好き!というわけではないけど、とりあえず、何不自由なく、幸せな生活が送れているので。)
この映画が好きか嫌いかは別にして、30代以上の人にとっては、結構、感慨深い映画だと思います。