監督: ヘンリー・レアマン
脚本: リード・ヒュースティス
製作: マック・セネット
出演: チャールズ・チャップリン
フォード・スターリング・・・アゴヒゲの男
チェスター・コンクリン・・・巡査
エマ・ベル・クリフトン・・・美女
サディ・ランプ・・・警官の女友達
◆ストーリー◆
ロサンゼルス市内。夕立が上がったある日、巡査がとある家で雨宿り。
その家の娘と巡査が仲良くなり、話し込んでいる。
すると、アゴヒゲをたくわえた男がやってきて、自分のボロ傘の代わりに巡査の立派な傘を失敬する。
しかし、この傘が原因で、チャーリーと巡査、アゴヒゲ男と美女も加わって大騒動となる。
◆感想◆
その日の思いつきで撮った作品らしい。
スタジオじゃなくて、本当にロス市内で撮影したそうなので、本物の雨上がりだったのかも。
この作品のキーアイテムは傘。
最初は、アゴヒゲの男が警官の立派な傘を盗むんだけど、それが回り回って、チャーリーの手元にやってきて、美女に渡り、傘の取り合いになって、結局、警官に捕まったのは・・・
その間に水浸しになった街を立ち往生しているお嬢さんをチャーリーとアゴヒゲ男が何とか道の向こうに渡してあげようとライバル心むき出しにして競い合うシーンなんかもあるんですが、結局最後は、当時お決まりの追いかけっこで終わるって感じですね。
思いつきで撮ったっていうのが納得の作品。