THE BANK(19分)
監督: チャールズ・チャップリン
脚本: チャールズ・チャップリン
製作: ジェス・ロビンス
出演: チャールズ・チャップリン・・・清掃係
エドナ・パーヴィアンス・・・秘書
カール・ストックデール・・・出納係
ビリー・アームストロング・・・掃除係
ジョン・ランド・・・債券セールスマン
チャールズ・インスレー・・・銀行の支店長
レオ・ホワイト・・・銀行員
フレッド・グッドウィンズ・・・ハゲ頭の出納係/銀行強盗
ロイド・ベーコン・・・銀行強盗
フランク・コールマン・・・銀行強盗
パディ・マクガイヤー・・・白いコートの出納係
ウェズレー・ラッグルズ・・・銀行の顧客
キャリー・クラークワード・・・銀行の顧客
◆ストーリー◆
チャーリーは大銀行の清掃係。
秘書のエドナが出納係のチャールズにプレゼントしようとしたネクタイをてっきり自分へのプレゼントだと勘違いをして・・・
◆感想◆
チャーリーは、大銀行にご出勤。
掃除係の脇を悠々とした態度で歩いて、階段を降り、大きな金庫の前にやってくる。
チャーリーは、慣れた手つきで金庫の鍵を左右へ回し、金庫を開け、中に入ってステッキを扉の裏にひっかける。・・・ここまで観ると、当然、大銀行のエリート行員だと思いますよね。
でも、そこから、ユニフォームに着替え、バケツとモップを持って、実は、清掃係だった・・・っていうオチなんだけど、タイトルが「チャップリンの清掃係」じゃ、最初からチャップリンが清掃係っていうのがバレバレですよね?
原題は「銀行」なんですが、何で原題のままorもうちょっと気の利いたタイトルにしなかったのか?
チャーリーは、美人秘書のエドナが用意していたプレゼントに「チャーリーへ」って書いてたもんだから、自分へのプレゼントだと思い込む。
チャーリーもエドナの机の上にそっとバラの花と手紙を置くんだけど、実は、エドナのプレゼントは、出納係のチャーリーへのプレゼントで・・・
チャップリンの作品は、結構、憧れの女性が振り向いてくれるっていうのも多いですが、この作品は、”哀れチャーリー”っていう感じですね。